丁稚な日々

Rubyで遊んだ日々の記録。あくまで著者視点の私的な記録なので、正確さを求めないように。
Rubyと関係ない話題にはその旨注記しているはず。なので、一見関係無いように見える話題もどこかで関係あるのかもしれません。または、注記の書き忘れかもしれません...

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May.28,2013 (Tue)

Revision: 1.1 (Jun.02,2013 00:48)

[RubyKaigi2013] -2日目 / Ruby Kaigi Pre-event with Asakusa.rb

_ いつも(?)のようにasakusa.rbに参加しようと思ったのだけど、RubyKaigi直前なので特別編になっていて、今回は事前申し込みが必要でした。
そのことは知ってはいたのだすが、気付いたらとっくに枠が埋まっているという...
ま、しゃーないよね、というわけで、いちおうキャンセル待ちに申し込んではいたものの、60人の枠で15番目とかだったので、さすがに完全に諦め。
仕事も忙しいし、まあいいか、と思っていたのですが、当日の昼に念のためにサイトを確認したら、なんとキャンセル待ちリストの先頭になってました。
おお、ここは誰を暗殺しよう、とか考えているうちにまたどなたかがキャンセルしたらしく、無事に誰も殺さずに参加することに成功しました。

_ というわけで、夜、会場であるクックパッドさんにお邪魔して、おいしいカレー等を頂きました。
ありがとうございました。ごちそうさま。

_ メインイベントはzzakのお誕生日おめでとう会だったのだけど、主計画者の一人ささださんが風邪でお休みだったので、ささださんに託された一言を頑張ってzzakに伝えました。
つっても、ささださんの依頼は「よろしくって言っといて」だったので、えーと、どうやって英語で伝えろと!
まあ適当にがんばりました。

_ んでまあ、海外のコミュニティなどを紹介するLTが何件かあったのですが、その中で衝撃の事実。
なんとアメリカ西海岸のRubyプログラマはJavaプログラマと並んで年収2000万円くらい!
そしてPHPerですら(*1)1000万円くらいだという...
なにそれうらやましい!
まああの、たぶんレベルが色々違うんでしょうけどね。あっちのプログラマはコンピュータサイエンスの学位持ってるとか当たり前だと聞くし。

付記

(*1) PHPerですら
PHP使いの方を揶揄する意図はそんなにございませんが、ネタなので諦めて下さい。

May.29,2013 (Wed)

Revision: 1.1 (Jun.02,2013 00:59)

[RubyKaigi2013] -1日目 / Heroku Dinner

_ 普段全く使わないFacebookなのですが、ある日ふと覗いてみると、ayuminさんから「Heroku Dinner」なるイベントにご招待されていました。
日付と東京都内でやることだけが告知されていて、なにこれ、という感じだったのですが、RubyKaigi前日だし知ってる人もけっこういるみたいだし、というわけで、あまり深く考えずに参加することにしました。

_ 当日、IRCのログを見たら、「通訳が要らなさそうな人を招待した」とかいう恐ろしい発言が残されていて、なにそれひどい! 通訳は要るよ!(せめて文字になってればわかるのだが...)
しかしまあ後の祭りなので、覚悟して夜に会場の六本木(ということを当日知った)に移動。
20人弱くらいの参加で、うちHerokuの方々が1/3くらいだったんでしょうかね。
サプライズはRubyアイドルこと池澤さんがいらっしゃっていたことで、いやー、先日の私のお誕生日会ではご迷惑をおかけしました……。

_ で、卜部さんに会ったので、以前依頼されて忘れていたruby_1_8_7ブランチのWindowsでのビルド確認をしたりして、ついでなのでせっかくなので溜めてあったbackportチケットを会場から2件ほどコミットしてみたりもしました。

_ 当初はお金取られるみたいな話だったんだけど、結局ayuminさんが(というかたぶんHerokuさんが)出してくれたみたいで、ごちそうさまでした!

_ その後、2次会でカラオケに行くことになったんだけど、英語は話せないけど歌ならなんとかなるということがわかってめでたしめでたしでありました。
(いやそれ何も伝えてねーだろ)

May.30,2013 (Thu)

Revision: 1.1 (Jun.02,2013 01:33)

[RubyKaigi2013] 1日目

_ というわけで、幾つかプレイベントをこなしてみなぎってきたところで、2年ぶりのRubyKaigiなのです。
会場がお台場ということで、えーと、つくばくらい遠かったら諦めて現地に泊まるんだけど、そうじゃなかったので、まあ要するに出遅れたり電車が遅れたりして遅刻したわけですが、着いてみたらまだ始まってなかったので結果オーライでした。
(後で角谷さんに聞いたら、おまいらがRubyistの癖に朝から意外なほど参加者が多かったせいで入場をさばききれなかったため、とのこと。)

_ というわけで開始。

_ 高橋かいちょーのお話は、Ruby20周年お誕生日会の時の奴のロングバージョンだと思うんだけど、思えば遠くに来たものですね。

_ なんかここ数日毎日会ってるmatzのキーノート、の前にpixivさんのスポンサーアピールがあって、いい絵だなーとか感心してるところでネタ絵を挟まれて「くっそこんなので」的な笑わされ方をしました。
で、キーノートの方は、どう考えてもテクニカルじゃないエモい話で、でもまあ相変わらずいい話でした。今回は潰すとか言わなかったし。
しかし、「逆逆ポーランド記法」でまたしても「くっそこんなので」的な笑わされ方を……。

_ お昼はHerokuさんご提供のお弁当。
ベジタブルと非ベジタブルがあって、後者を選んだんだけど、前者との違いがわからなかった! いやヘルシーでおいしかったのでいいんですけど。
ごちそうさまでした(毎日こればっか)。

_ 午後はkeijuさんの先史時代の話から。
これもRuby20周年お誕生日会の時の奴の続きというか、ドラで打ち切られた部分なんだけど、当時既に考古学者の間で噂されていた通り、誕生日本当は23日じゃねーか的な……。
でもまあ、後でkeijuさんと話したんですが、言語の誕生日なんて言ったモノ勝ちなので、24日のままで行くようです。

_ その後はしばらく電源確保しつつ明日のスライドの直しなどをもくもくと。

_ しかしhsbtさんのroot話は、すげー助けてもらったりしたので聞かないといけない。
なんかすげータスク積まれてて大変だと思うんですが大丈夫なんでしょうか。とかいいつつ頼るんだけど。
ありがとうございますありがとうございます。

_ 続いて病人ささださんの2.1話、というかRGenGCの話。
実はぜんぜんまだ中身見てないのですが、なんかさらっとtrunkに入ってさほど大きな問題なく動いてるのがとりあえずすごい。
そしてソースレベル互換をかなり高度に維持してるのは神業すぎる。
口頭とかオフィシャルな所ではなぜか褒めないので、とりあえずここでこっそり褒めてきます。
ささださんえらい!

_ で、またもくもくした後、shugoさんのRefinements話。
私むっちゃRefinements応援してるので今度こそフルスペックで入って欲しいんですが、どうなるんでしょうかね……。
あと、instance_evalでやることの意義はこの発表のおかげで把握はできたんだけど、でもinstance_evalなのか、うーん、みたいな思いもなくはないです。
あまり論理的な感想ではないんですが。

_ そして最後に俺たちのhsbtさんがasakusa.rbのkajaになったのを聞いて……あれkajaとしての紹介じゃないけどいいのん、とか思いつつ、まだコミュニティアピールの途中だけど離脱。

[RubyKaigi2013] 1日目 / unagi.rb #2

_ てなわけで、私主催のひっそりイベント、unagi.rb
なんかいつまで待っても集合場所に来ない人がいて合流に手間取ったりもしましたが(ご協力いただいた皆様ありがとうございました)、無事に数分遅れくらいでお店に辿り着くことができました。

_ このイベントは、要約すると、ruby-trunk-changesずっと続いててなにそれすごい! しかもruby_2_0_0のブランチメンテナでバックポート業の充実すごい! の近永さんを褒め称える、という理由をつけることによって、普段はお高くて手が出ない鰻様を思い切って食べてしまえ、というものでした。

_ お店がRubyKaigi会場から遠いとか、鰻屋さんは夜が早いのであまり時間がないとか、いろいろ不手際もありましたが、鰻はおいしかったので皆様には堪能していただけたのではないかと思います。
参加された皆さんにはご参加ありがとうございました。
あと、枠が非常に小さかったので告知もひっそりとだったので、参加できなかった皆さんごめんなさい。また次の機会にね!

_ で、帰り際、hsbtさんに「もう発表終わったから明日からRubyKaigi楽しめるわー」的なことを言われたのですが、その瞬間から「あれ、俺は明日が発表なんじゃね?」ということを遂に自覚してしまい、徐々に高まっていくプレッシャーに飲み込まれていくのでありました。
言われたの鰻食べる前じゃなくてよかった……。

May.31,2013 (Fri)

Revision: 1.1 (Jun.04,2013 15:56)

[RubyKaigi2013] 2日目

_ (※6/4追記:日付間違ってたので移動しています)
今日は遅刻せずお台場へ。

_ でもまあ、もう何の余裕もないわけですよ、自分の発表まで。
embossのkrypt話聞きたいなーとか、松田さんのRailsの話聞きたいなーとかとも思うんだけど、ひたすら堪えてスライドの最終調整。
RubyKaigiで話すのは初めてなのですが、今回はチケットもお高いことだし、せめて迷惑だけはなるべくかけないよう、少なくとも時間だけは守ろう、とは思っていて、なので事前に原稿を用意して時間内で収まるように練習もしていたのですが、でもやっぱり見直すと気になるところがたくさんあるわけなんですよねえ。

_ で、たるいさんとかが弁当を2つ食べたりしてるのを見つつ、うわーうまそうだけどこっちは1つ目すらうまく消化できてないわー、みたいな感じでお昼も過ぎて(あ、Herokuさんごちそうさまでした)、Microsoftさんのドリンクを飲みまくりつつスライドいじってるうちに時は過ぎて、通訳チームさんとの打ち合わせ。
打ち合わせ内容は、時間ギリギリなので完全に事前提出原稿通りに話します、すげー早口で行くんでごめんなさい、質疑応答の時間は取れない予定なので大丈夫です、「パチモン」は「The Patch Monster」です、「βが取れる」は「プロダクションとして公開される」です、などという感じでした。
そういえば、僕は通訳された内容を結局聞けてないんだけど、大丈夫だったんでしょうか。
通訳チームさんにお礼も言えてないな……。
今頃だしこんなところ見てないと思いますが、ありがとうございました。

_ その後、私の表番組を発表する諸橋さんを見つけたので、どういう内容を話すのか教えてもらったり。
諸橋さんもやっぱり直前でナーバスだったんじゃないかと思うのに、邪魔しちゃってすみません。
これが結構面白そうで、うわーRubyKaigiは発表者に酷だわーみたいな。

_ さて、会場であるHall-Bは私の発表まで空いてるので、プロジェクターの確認など。
うん、ばっちり映るし、事前に仕込んだアレも動いてるので大丈夫……じゃない、プロジェクターに繋ぐとアレにはこんな問題があるのか! 気付いてなかった!
というわけで慌ててアレをいじり始めたりして、あーでももう時間がねー! しかも直した内容を確認する方法がねー!

_ とかやってる間にいよいよ発表時刻が近づいてきました。
うわ、コミッタがなんか大量にいる。ホーム感はあるけどお前ら諸橋さんの方に行けよ!
とか思ったり言ったりしているうち時間になったので、いよいよ開始です。

_ よし、大丈夫、アレは無事に動いてるわ、と思ったものの、スライドが数枚進んだところで兎と亀が失踪するというアクシデントが発生。
うわーん、もうだめだー、でも止まってる時間的余裕はねー(そもそも直せない)、というわけで、アクシデントは無視して進行。
会場から時々反応があるんだけど、ごめん、アドリブできるように原稿作ってないんだ。
もうひたすら事前練習通りに進めて、進めて、進めて……。
はい、ゴール。時間は……28分くらいか。よし予定通り!

_ というわけで、逃げるように発表台から立ち去って、無事、じゃないけど私の発表は終わったのでした。

_ ちなみに発表資料はこちらで公開しています
今回はスライドにはあまり書かずにいっぱい喋るスタイルだったので、スライドだけ見る人にはなんだかわかんないと思いますが、まあ一応。

_ 喋ってみた感想ですが、なんというか、他の人たちすげーわー、という感じで。
みんなよくあんなに華麗に発表できるよなあ。
私にはプレゼンスターになるのは無理のようです……。

_ 自分の発表後は、放心した感じで続くAzureネタを聞いてました。
って、近永さんがこのコマに登場することは聞いてたけど、え、チラ出じゃなくて半分喋るの!?
しかもOS X使ってAzure紹介するとか斬新過ぎるw

_ その後はnari3のGC話。
あーこれはわかりやすい講義だわー。

_ そして続けてダブルヘッダー近永さんのWho's Who。
一般のお客様はどうかわかんないけど、私たちにはこういうのが一番面白い。
なお紹介された私のコミットログは(いつものことだけど)typoってる奴なので恥ずかしいですぅ……。

_ 今回はLTは聞いてなかった。なんかもういろいろ魂が抜けてた。

_ 最後に何をやるのかさっぱりわかってなかった「Ruby Committer vs. the World」。
結局、前回だったかのRubyKaigiでも同じことをやったような気がするな、って奴だった。
えーと、コワクナイから会場からもっと質問してくれてもいいのよ?
しかし今回は私がみんな(=Git使い)の敵っぽいシチュエーションで、えーと、いやもうそこまでGit嫌ってないから! ないから!
壇上では言い忘れたけど、usagitに皆さんがコントリビュートしてくださると、きっと私もGitに移行できると思います。
あと、えーと、「お前ら移行しろよ」じゃなくて、「俺が移行させてやるから」じゃないとダメですよ。hsbtさんにやらせるのでもなくて。

[RubyKaigi2013] 2日目 / GitHub drinkup

_ 2日目の夜はGitHubさんご提供のdrinkup。
ごちそうさまです。
実質的にはこれがRubyKaigi懇親会として機能した感じですかね。

_ まあなんつーか、ようやく緊張も取れたので、たらふく食べさせて頂きました。
もっぱら(いつものように)コミッタ仲間と群れて話してたんですが、matzのボッチ飯を撮影しようと思ったらあんまりボッチじゃなかったようなのがやや心残り。
僕が一番うまくmatzのボッチ飯を撮影でき……ないですねスマフォカメラなので。

_ で、えーと、端末、というかシェルですが、はい、cmd.exeです。
バックログも結構とれるし、ヒストリ使えるし、ファイル名/フォルダ名の補完は利くし、doskey入れるとaliasとかも使えるし、けっこう便利ですよ。
でも、横幅広げようとか思ったことなかったわー(ぉぃ とか、前から他の人に言われてるんだけどヒストリのインクリメンタルサーチできねーだろとか、実はいろいろ機能不足なのも事実で、でもまあDOS時代から訓練されてるので不便さに気付いてないというオチではあります。
ちなみに非Windows環境ではzshを愛用してます。

_ あと、keijuさんに聞かれたのですが、エディタはxyzzyです。
今使ってるのは派生版(?)のこっちのバージョン
実はxyzzyのxyzzy的機能はまったく使ってなくて、しかもキーバインドとかWindows標準風にがりがりにカスタマイズしてて、お前なんでxyzzy使ってんの状態で、中田さんに「xyzzyならこういうことできるだろ」とか、ささださんに「xyzzyなのにその機能使ってないの」とか言われるんですが、えーと、なんで私xyzzy使ってるんでしょうね?
Common Lisp使えるが最大のメリットだと思うんですが、内部Unicode化されてないのでコピペで文字が化けるとかの悩みもあるので(たしかこれを解消した派生版もあったと思うけど)、本当は私みたいな非Emacsenがわざわざ選んで使うものじゃない気はするです。
でもけっこう好きなのよね、いろんな細かいところが。
ちなみに非Windows環境では(考えるのがめんどくさいので)vimを使ってます。

[RubyKaigi2013] 2日目 / 2次会

_ Herokuが2次会企画するとかいう話なので、発表後の開放感もあって参加してきました。
でもまあなんか疲れててあんまり話してないかも。ごめん。
そして毎度ながらごちそうさまでした(ほんまこればっかやな)。

_ しかし東京の金曜の終電はひどいな!
おかげで体力が……。


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